コロイド溶液(読み)コロイドヨウエキ

大辞林 第三版の解説

コロイドようえき【コロイド溶液】

コロイド粒子が分散している液体。光を当てると光の通路だけが濁って見えるチンダル現象が特徴。泥水・牛乳・石鹼せつけん水・墨汁などがその例。ゾル。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コロイド溶液
ころいどようえき
colloidal solution

分散媒が液体であるコロイド分散系をいう。通常はゾルと同義語である。分散質が固体の微粒子の場合には分散コロイドとよび、タンパク質のような巨大分子の溶液は分子コロイドという。これは溶質分子が大きいために、コロイドとしての諸性質を示すので、溶液とコロイド溶液の両方の性格をもっているともいえる。また、せっけんなどの界面活性剤の溶液は、臨界ミセル濃度(CMC)以上になると会合してミセルが生じ、コロイド溶液としての性質を示すようになる。これはミセルコロイド(会合コロイド)という。[山崎 昶]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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