コロイド溶液(読み)コロイドようえき

  • colloidal solution

大辞林 第三版の解説

コロイド粒子が分散している液体。光を当てると光の通路だけが濁って見えるチンダル現象が特徴。泥水・牛乳・石鹼せつけん水・墨汁などがその例。ゾル。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

分散媒が液体であるコロイド分散系をいう。通常はゾルと同義語である。分散質が固体の微粒子の場合には分散コロイドとよび、タンパク質のような巨大分子の溶液は分子コロイドという。これは溶質分子が大きいために、コロイドとしての諸性質を示すので、溶液とコロイド溶液の両方の性格をもっているともいえる。また、せっけんなどの界面活性剤の溶液は、臨界ミセル濃度(CMC)以上になると会合してミセルが生じ、コロイド溶液としての性質を示すようになる。これはミセルコロイド(会合コロイド)という。[山崎 昶]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 コロイド粒子が分散している液体。膠質(こうしつ)溶液。ゾル。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

妨害運転罪

2020年に施行された改正道路交通法で新設された罰則。他の車の通行を妨げる目的で、車間距離の不保持、急ブレーキ、幅寄せや蛇行運転、対向車線からの接近や逆走をするなどの10の違反行為を妨害運転と定義して...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android