コロッソス(英語表記)kolossos

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コロッソス」の意味・わかりやすい解説

コロッソス
kolossos

巨像ヘロドトスの言葉が起源とされる。ギザスフィンクス (73m) やテーベにある『メムノン』と通称されるアメンホテプ3世の坐像などがその例である。世界七不思議の一つに数えられたロドス港口に立つカレスヘリオスの青銅像 (前 280頃) は,高さ 36mもあった。ほかに,ネロ像 (32m) ,ノートルダム大聖堂の『聖クリストファー像』 (8.5m) ,アルゼンチンチリの境にある『アンデスキリスト』 (7.9m) ,ニューヨークの『自由の女神』 (46m) 。ミケランジェロの『ダビデ像』 (4.4m,フィレンツェ・アカデミア美術館) などがあり,メソポタミア,インド,中国,日本にも存在する (→大仏 ) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android