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コロブス コロブス colobus

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デジタル大辞泉の解説

コロブス(colobus)

オナガザル科コロブス亜科哺乳類の総称。体毛は長く、絹糸状。親指は退化しており、いぼざるともいう。クロシロコロブスは顔のまわり、肩から腰、および尾の先の房が白いほかは黒色。アフリカの森林の樹上で暮らす。ゲレザ

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大辞林 第三版の解説

コロブス【colobus】

霊長目オナガザル科コロブス亜科の哺乳類の総称。典型的な狭鼻猿類であるが、ほっそりとした体型で、臼歯の形態に特徴があり、頰袋をもたない種が多い。約40種が東南アジアとアフリカに分布し、樹上で葉を食べるように適応している。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コロブス
ころぶす
colobus

哺乳(ほにゅう)綱霊長目オナガザル科コロブス亜科コロブス属に含まれる動物の総称。ゲレザともいう。この属Colobusはすべてアフリカ産で、4種3グループに分類される。クロシロコロブス(アンゴラコロブスC. angolensisとアビシニアコロブスC. abyssinicusの2種)とアカコロブスC. badiusはアフリカ大陸を赤道に沿って東西に横断するように広く分布し、オリーブコロブスC. verusはガーナからギニアに分布する。いずれも樹上性で、熱帯多雨林、山地林、飛び石状の森林などにすみ、木の葉を主食とする。体長50~60センチメートル、尾長60~80センチメートル。手の親指は退化して痕跡(こんせき)を残すのみであるが、これはコロブス属に共通の特徴である。コロブス亜科共通の特徴として、その胃は大形でいくつかにくびれ、セルロース分解酵素を分泌すること、頬袋(ほおぶくろ)をもたないことなどがあげられる。クロシロコロブスは20頭程度の群れをつくり、アカコロブスは100頭にも達する大型の群れをつくる。クロシロコロブスは比較的飼育が容易であるが、他は困難で、動物園での出産記録はない。[川中健二]

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