精選版 日本国語大辞典 「コロンボ根」の意味・読み・例文・類語
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
東南アフリカのモザンビーク、タンザニアに産するツヅラフジ科(APG分類:ツヅラフジ科)のつる性植物ヤテオルヒザ・コロンバJateorhiza columbaの根を横切し乾燥したもので、単にコロンボともいう。厚さ5~20ミリメートル、径3~8センチメートルの円盤状の切片で、両切面は淡黄色を呈し、強い特異なにおいがあり、味は苦い。カルンバミン、ヤテオリジン、パルマチンなどのアルカロイドを2~3%、ほかに非アルカロイドの苦味成分コルンビンなどを含む。苦味健胃剤、整腸剤で、胃腸炎、消化不良、下痢に用いる。日本薬局方にはコロンボとコロンボ末が収載されている。日本では古くからオウレンを代用品として使用した。
[幸保文治 2019年9月17日]
血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新