コンティンジェンシープラン

人事労務用語辞典 の解説

コンティンジェンシープラン

コンティンジェンシーとは「偶発性」「不確定性」の意。災害事件事故などの不測の事態が企業の事業やプロジェクト維持継続支障を来すことを想定し、その被害損失最小限にとどめて業務を速やかに復旧できるように、あらかじめ定めておく対応策や行動手順を「コンティンジェンシープラン」(contingency plan)と呼びます。不測事態対応計画、緊急時対応計画、あるいは危機管理計画などと訳されます。
(2011/4/11掲載)

出典 『日本の人事部』人事労務用語辞典について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 の解説

コンティンジェンシープラン

企業に損害を与える「災害」「テロ」などの不測の事態が生じることを事前に想定し、あらかじめ作成しておく対応策や行動手順のこと。コンティンジェンシープランは、リスク発生時の損害の規模にリスクの代償を加味し定められる。具体的には、緊急時の各メンバーの行動指針マスコミへの対応策、バックアップを利用したシステムの復旧方法から、代替設備、仮オフィスの確保といったものまで含まれている。

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