コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

コンリング コンリングConring, Hermann

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コンリング
Conring, Hermann

[生]1606.11.9. ノルデン
[没]1681.12.12. ヘルムシュテット
ドイツの学者。その著『ゲルマン法の起源について』 De origine juris germanici (1643) は,当時ローマ法のみに限られていた法学研究を,ゲルマン・ドイツ法の分野に開いたもので,ドイツ法学史の開祖と称される。医学では,ハーベイの血液循環論の普及に貢献。政治学では,『列強の国情調査』 Examenrerum politicarum potiorum totius orbis (62) により,統計学の先駆者とされる。経済学では,重商主義的立場に立つ『輸出入論』 De importandis et exportandis (65) および『商工業論』 De commerciis (66) の著書がある。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

コンリング【Hermann Conring】

1606‐81
ドイツの学者。哲学,法政治学,経済学から医学まで幅広い業績を残した偉大な博学者といえる。東フリースラントのノルデンにルター派牧師の子として生まれ,ヘルムシュテット,ライデン両大学に学び,1632年以降ヘルムシュテット大学教授として自然哲学,ついで医学を講じ,のちには政治学をも担当。その間,内外の王侯侍医や顧問官をつとめた。業績は膨大で多方面にわたる。《ゲルマン法の起源について》(1643)により,ローマ法の継受に関するいわゆる〈ロタール伝説〉を打破し,ゲルマン法(ドイツ固有法)にローマ法と同等の地位を付与することによって,ドイツ法史の研究に端緒を開いた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

コンリングの関連キーワードアッヘンワル11月9日継受

コンリングの関連情報