コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ゴトン・ロヨン Gotong‐Royong

世界大百科事典 第2版の解説

ゴトン・ロヨン【Gotong‐Royong】

ジャワなどのインドネシアのムラ(自然村デサ)の慣習。通常は相互扶助と訳す。ジャワのムラ社会には,村寄合いの決めごとは全員で話しあい,全員の合意を打ちたてるという伝統があり,この合意に従って供養会を行い,共同奉仕をし,ムラの長老を首長に選出するという慣習法があった。この伝統的なムラの慣習法原理を静態的に見ると家族主義の原理となり,動態的にとらえると相互扶助(ゴトン・ロヨン)の原理となった。スカルノ大統領はインドネシア共和国の国家原理をパンチャ・シラと呼んだ。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のゴトン・ロヨンの言及

【インドネシア】より

…例えば農村内の社会階層制度に関していえば,村の先住民の子孫が通常社会的に高い地位を享受している。冠婚葬祭,農作業,災厄などにおけるゴトン・ロヨン(相互扶助)活動は,村人の生活において重要な機能を果たす。また女性の社会的地位も一般に高い。…

※「ゴトン・ロヨン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

スタットキャスト

大リーグの全30球場に高精度カメラやレーダーを設置し、ボールや選手の動きを細かく分析。走攻守全てで、これまで分からなかったデータを解析し、試合やチーム作りに生かせる。例えば投手では、投げる球種の回転数...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

ゴトン・ロヨンの関連情報