ゴナイブ(英語表記)Gonaïves

デジタル大辞泉 「ゴナイブ」の意味・読み・例文・類語

ゴナイブ(Gonaïves)

ハイチ北西部の都市。首都ポルトープランスの北西約100キロメートル、ゴナイブ湾に面する。港湾都市であり、コーヒー・バナナ・砂糖などを積み出す。19世紀初頭、建国の父と称されるJ=J=デサリーヌ独立宣言をした地として知られる。ゴナイーブ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「ゴナイブ」の意味・わかりやすい解説

ゴナイブ

ハイチ第3の都市。ポルトープランス北北西170kmの港湾都市で,〈独立の都市〉と呼ばれる。1804年,デサリーヌが当市で独立宣言を行い,1986年にはJ.デュバリエを打倒した運動がここから始まった。22万8725人(2009)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゴナイブ」の意味・わかりやすい解説

ゴナイブ
Gonaïves

西インド諸島中部,ハイチ北西部の都市。首都ポルトープランスの北北西約 100km,ゴナブ湾にのぞむ港湾都市。インディオ集落から発展した町で,肥沃なアルティボニト川流域平野の商業中心地として,港からコーヒー,綿花,砂糖,バナナ,マンゴーなどを積出す。 1804年 J. J.デサリーヌがハイチ独立宣言を行なった町として知られ,独立 100年を記念して 1904年開館した百年記念博物館がある。人口6万 3291 (1992推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android