アメリカで毎年11月第4木曜日に催される「感謝祭」の翌週の月曜日のこと。「感謝祭」(休日)の翌日の金曜日はブラックフライデーとよばれ、クリスマスセールの初日となる。小売店の売上げが年間でもっとも多い日である。2005年からは、その3日後の月曜日がサイバーマンデーとよばれるようになった。ブラックフライデーと土日の休暇には実店舗で買い物を楽しみ、その翌日に職場のパソコンからオンラインショッピングを行う人が多く、この日のオンラインショッピング売上げが突出することによる。
この「サイバーマンデー」というキャッチフレーズを活用し、多くのショッピングサイトが「サイバーマンデーセール」として値下げセールを行うようになったため、徐々に売上げが増大する傾向にある。アメリカの調査会社コムスコアcomScoreが2012年11月28日に発表したところによると、2012年のサイバーマンデーのオンライン売上高は、全米で前年より約17%も多い約14億6000万ドルとなり、1日のオンライン売上高として過去最高を記録した。この大きな消費動向は世界的に注目されており、アメリカ以外の国でもこのキャッチフレーズが使われるようになっている。
[編集部]
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