サウスウェル(その他表記)Southwell, Robert

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サウスウェル」の意味・わかりやすい解説

サウスウェル
Southwell, Robert

[生]1561. ノーフォーク,ホーシャムセントフェイス
[没]1595.2.22. ロンドン
イギリスの詩人,殉教者。カトリックの家庭に生れ,ドゥーエ,パリ,ローマで教育を受け,1578年イエズス会に入り,86年カトリック教徒弾圧のきびしいイギリスに潜入,宣教,諜報活動に従事したが,92年捕えられ,3年の監禁拷問ののち,反逆罪で処刑された。主として獄中で書かれた彼の詩は男女間の愛ではなく精神的な愛を主題とし,宗教的法悦を抒情的な形で表現,G.ハーバートを思わせるものがある。『聖ペテロの懺悔』 Saint Peter's Complaint (1595) と『リディアの詩神』 Maeoniae (95) ,特に後者に収めた「燃える嬰児」 The Burning Babeが有名。

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367日誕生日大事典 「サウスウェル」の解説

サウスウェル

生年月日:1888年7月2日
イギリスの工学者
1970年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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