サナア

百科事典マイペディア 「サナア」の意味・わかりやすい解説

サナア

イエメンの首都。アラビア台地南西部の標高2360mの高原都市で,紅海に臨むホデイダ港と自動車道路で結ばれている。20世紀初め,シーア派の分派ザイド派のイマーム建国。その宮殿を中心として行政商業・居住区に分かれ,多くのモスクがあり,旧市街は1986年世界文化遺産に登録された。金銀細工,織物などの手工業がある。1962年―1990年はイエメン・アラブ共和国(北イエメン)の首都。170万7531人(2004,都市域人口)。
→関連項目イエメンホデイダ

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む