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サプライチェーン・マネジメント さぷらいちぇーん・まねじめんと

ナビゲート ビジネス基本用語集の解説

サプライチェーン・マネジメント

資材の調達、生産、物流、販売といった一連工程を、よどみなく流れるように再構築し、情報技術の活用などによって一元管理する経営手法。これによりキャッシュフロー最大化を目指す。

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知恵蔵の解説

サプライチェーン・マネジメント

原材料の供給部門である川上(上流部門)から最終消費者である川下(下流部門)に向けての供給活動の連鎖を、情報技術(IT)の活用などによってキャッシュフローの最大化を図るサプライチェーンの全体最適化のマネジメント。企業活動のグローバル化、メガコンペティション、製品寿命の短縮化など企業をめぐる環境要因はますます多様化し、錯綜(さくそう)している。こうした不確実で急激な変化の下で、需要動向の変化にいかに迅速にかつ柔軟に計画を変更・調整できるかどうかが競争優位の鍵となる。サプライ・チェーン・マネジメントが注目されている背景には、供給リードタイムに象徴されるスピード経営が要求される今日の企業環境の下では、部分的最適化はかえって販売機会損失、不良在庫の増大を招くだけであり、部分的効率は全体的効率を約束するものではないという現実がある。 このサプライ・チェーンは企業の基本機能である調達、生産、販売といった部門間に求めることができるし、それまで上流ないしは下流部門にあった分野の垂直統合によっても企業内での供給活動の連鎖として存在する。それ以上に、独立した企業間の供給活動の連鎖であるサプライ・チェーンの最適化をいかに図るかが今日最も重視されている。

(高橋宏幸 中央大学教授 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

サプライチェーン・マネジメント
さぷらいちぇーんまねじめんと
supply chain management

SCM。部品メーカー、セットメーカー、流通業、顧客の間の物の流れを鎖(チェーン)のようにみなし、物をよどみなく供給(サプライ)する効率経営手法。必要な物を、必要なときに、必要な数量流れるように、チェーン間に敷いたネットワークでデータを共有し、過剰生産、過剰在庫を防ぐ。ネット時代のカンバン方式ともいえる。実需に見合った生産・流通体制をとれるため、設備、在庫、人員、販売促進費などを大幅に効率化できる。さらにインターネットを利用して調達・販売ルートを広げたSCMを展開する先進事例も出ている。[原 正輝]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

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