サモスラキ島(読み)サモスラキとう(その他表記)Nísos Samothráki

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サモスラキ島」の意味・わかりやすい解説

サモスラキ島
サモスラキとう
Nísos Samothráki

古代ギリシア語読みではサモトラケ Samothrakē。ギリシア,エーゲ海北東部にある島。トルコとの国境をなすエブロス川河口から約 40km沖合いに位置する。山がちな島で,中央部にフェンガリ山がそびえるが,ホメロスの『イリアス』のなかで,ポセイドンがこの山頂からトロイの戦場を望んだと描かれている。中心集落は北西部のサモスラキ。前 700年頃ギリシア人が植民神殿を建設。 1456~1912年オスマン帝国領。 19世紀後半以降各国の考古学者によって発掘が進められ,前4~2世紀のヘレニズム時代の建築物を中心に遺跡や美術品が出土。なかでも 1863年に出土した大理石彫像は『サモトラケのニケ』として有名。現在,主産業は農業と海綿採取。また北岸近くに温泉が湧出し,訪れる人が多い。面積 178km2。人口 2871 (1981) 。

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