シアターピース(英語表記)theatre piece

デジタル大辞泉 「シアターピース」の意味・読み・例文・類語

シアター‐ピース(theater piece)

演奏者の行為演技)を中心に計画される音楽作品ステージのみならず、通路客席を含む劇場空間全体を活用する作品が多い。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シアターピース」の意味・わかりやすい解説

シアターピース
theatre piece

もともとは,ジョン・ケージが 1960年に発表した作品の名であるが,舞台で行なわれる偶然の出来事,あるいは指定されて行なわれる行為の集合全体を,音楽としてとらえる作品一般について,こう呼ばれるようになった。そこでは「音楽」は非常に広い意味で用いられていると同時に,行為の視覚的・演劇的な側面も,音楽において重要な要素となっている。日本では柴田南雄一柳慧などにその例が見られる。

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