シェーカー教徒(読み)シェーカーきょうと(英語表記)Shakers

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「シェーカー教徒」の解説

シェーカー教徒
シェーカーきょうと
Shakers

キリスト教プロテスタンティズムの一宗派。至福千年説を信じ,宗教的共産社会を形成し,独身性を保持母体は 17世紀後半フランスで組織されたが,迫害を受け,イギリスに移住。ここでクェーカーと結びついて発展,さらにアメリカに渡り,信仰覚醒運動に乗って最盛期を迎えた。シェーカーとは「体を振る者」の意味で,預言者は体を振って預言を得たと信じ,この動作を彼らの礼拝式に取入れたことから,この名がある。アメリカでの創始者アン・リーキリストの第2の受肉とするその教理は異端的で現在まったくすたれたが,彼らの制作した工芸作品,家具などは,アメリカ美術史上に大きな影響を与えている。

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世界大百科事典内のシェーカー教徒の言及

【シェーカー家具】より

…18世紀後期から19世紀にかけてのアメリカで,シェーカー教徒が製作・使用した直線的で,簡潔で実用性に徹した家具の総称。シェーカーはイギリスからアメリカに渡ったクエーカーの一派で,ニューヨークを拠点に東部沿岸地域に設立されたキリストの再臨を信奉する教団。…

※「シェーカー教徒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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