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シェーラザード

百科事典マイペディアの解説

シェーラザード

千夜一夜物語》の語り手。ササン朝のシャハリヤール王が妃を迎えるごとに,翌朝殺すという習慣をもったため,妃となる娘がなくなった。大臣の娘シェーラザードは自ら進んで王に嫁ぎ,妹のドゥンヤーザードDunyazadとともに,王に物語を聞かせ,千一夜めにその心を解く。

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世界大百科事典 第2版の解説

シェーラザード【Shahrazād】

千夜一夜物語》の語り手として名高い架空の人物。アラビア語でシャハラザード,シャフラザードとよぶ。妻の不義がもとで女性不信に陥ったシャハリヤール王に嫁し,毎夜巧妙な話術をもって千と一夜,物語を聞かせ,ついに王の心を柔らげて正妃として迎えられる。この名の源と思われるシーラーザードShīrāzād(〈自由の獅子〉の意),シャフラーザードShahrāzād(〈自由の町〉の意)はいずれもイラン人の名であることから,ニザーミーの作になる叙事詩の主人公シーリーンであるとの説もある。

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