シカゴ・アンド・ノース・ウェスタン鉄道(読み)しかごあんどのーすうぇすたんてつどう(英語表記)Chicago & North Western Railway

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

シカゴ・アンド・ノース・ウェスタン鉄道
しかごあんどのーすうぇすたんてつどう
Chicago & North Western Railway

アメリカ合衆国の大手鉄道会社の一つ。1995年にユニオン・パシフィック鉄道に買収された。

 シカゴ・アンド・ノース・ウェスタン鉄道は1850年代後半にイリノイウィスコンシン両州の中小鉄道会社を統合して設立された。1864年にガレナ・アンド・シカゴ・ユニオン鉄道を合併し、その路線網は主としてイリノイ、ウィスコンシン、ミネソタアイオワミズーリサウス・ダコタ各州などに広がり、シカゴを中心としてミルウォーキーミネアポリスセントポールオマハカンザス・シティなどの都市を結んだ。総延長1万3396キロメートル(1981)。1972年以降、シカゴ・アンド・ノース・ウェスタン交通会社(C&NW)の子会社となった。その後、C&NWもユニオン・パシフィックに買収された(1995)。

青木栄一・青木 亮]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android