シディブサイド(その他表記)Sidi Bou Said

デジタル大辞泉 「シディブサイド」の意味・読み・例文・類語

シディ‐ブ‐サイド(Sidi Bou Said)

チュニジア北部の都市。首都チュニスの北東約20キロメートル、地中海チュニス湾に面する高台に位置する。11世紀にムラービト朝が築いた要塞に起源する。名称は12世紀から13世紀にかけて同地でスーフィー教団の導師として活躍したアブサイドに由来する。白壁に青い窓枠の街並みで知られる観光保養地であり、フランス植民地時代よりクレーボーボワールコレットジードら多くの芸術家や文学者が訪れた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android