シャモアゾー

百科事典マイペディア 「シャモアゾー」の意味・わかりやすい解説

シャモアゾー

マルティニクのフォール・ド・フランス生れの作家。最初の小説《七つの悲惨の年代記》(1986年)を出して以来,アンティル諸島の新しい文学のリーダー的存在となった。その後も母語であるクレオール語をとりいれた文語,伝統的な語り部リズムをもつ文語を探求し,《テクサマ》(1992年)ではゴンクール賞を獲得。また,クレオール文化の擁護顕揚宣言《クレオール文学》(1991年,邦題《クレオールとはなにか》)の共著者でもある。
→関連項目コンフィアン

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

関連語 クレオール語

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android