シュテファン大聖堂(読み)シュテファンダイセイドウ

デジタル大辞泉 「シュテファン大聖堂」の意味・読み・例文・類語

シュテファン‐だいせいどう〔‐ダイセイダウ〕【シュテファン大聖堂】

Stephansdomオーストリア首都ウィーンの旧市街中心部にある同国を代表するゴシック様式の大聖堂。12世紀の創建。13世紀に火災で倒壊し、ロマネスク様式で再建。14世紀から15世紀にかけて、内陣や身廊しんろうゴシック様式に改築された。正面入口部分にのみロマネスク様式が残る。ウィーン大司教区のカテドラル司教座聖堂)で、地下にはカタコンブがある。2001年に世界遺産(文化遺産)に登録された「ウィーン歴史地区」の中心的な歴史的建造物。市民には愛称シュテッフルともよばれる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のシュテファン大聖堂の言及

【ウィーン大聖堂】より

…オーストリアの首都ウィーンにある後期ゴシック様式の大聖堂。正称はシュテファンスドーム(シュテファン大聖堂)。14世紀初頭からロマネスク期の建物を逐次改築,身廊は1450年に完成。…

※「シュテファン大聖堂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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