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シルカップ Shirkap

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シルカップ
Shirkap

パキスタンの北東部タキシラにある古代都市遺跡。バクトリア (大夏) のギリシア人が前2世紀に築いた都市を,前1世紀に侵入したサカ・パルティア人が整備したもの。市街区は中央を南北に通じる幅 8.9mの主要道路,それに直角に交わる小路によって方形に分割され,南東部が王宮地区で,中央部の町中にはストゥーパや寺院が数基あり,都市は城壁で囲まれている。建物はすべて片岩積みである。ガンダーラ石の婦人小像,石製の皿などが出土し,小像はインド的要素の濃厚な作品であり,皿に刻まれた浮彫にはギリシア,インド,イラン風の要素が混在し,文化的多様性を示している。

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デジタル大辞泉の解説

シルカップ(Sirkap)

パキスタン北部、パンジャブ州タキシラにある遺跡。紀元前2世紀にバクトリアギリシャ人によって建設され、紀元後2世紀にクシャン朝のシルスフが建設されるまで都が置かれた。目抜き通りが南北を貫き、整然とした街区が広がり、仏教寺院や仏塔、王宮などの遺構がある。インド、ギリシャ、ペルシャの文化の混淆を示す双頭の鷲(わし)の浮き彫りが見られる。

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