シワリク層群(読み)シワリクそうぐん

最新 地学事典 「シワリク層群」の解説

シワリクそうぐん
シワリク層群

Siwalik Group

ヒマラヤ山脈の南側のシワリク丘陵を構成する陸水成の中新~更新統。下部(層厚1,200~1,500m)・中部(2,000~2,500m)・上部(2,000~3,000m)に区分。下部は赤紫色泥岩と赤色砂岩からなるカムリアル層・赤色や赤褐色泥岩を主とするチンジ層,中部は成層した灰色砂岩や暗灰色泥岩からなるナグリ層・砂岩を主体にし礫岩・黄色泥岩を伴うドクパダン層,上部は礫岩を主体とするピンジョール層・巨礫岩層が主体で粗粒砂岩・泥岩を挟む巨礫層に細分。下部からSivapithecus indicusListriodon pentapotaminae, 中部からS.indicusRamapithecus punjabicusHipparion nagriensis, 上部からStegodon insignisEquus sivalensisHipparion antelopinumなどを産出。模式地はパキスタン北部のPotwar盆地。R.T.Cautly(1835)命名。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のシワリク層群の言及

【シワリク丘陵】より

…この地域は中新世中ごろから更新世初めにかけて形成された。この丘陵の主部をつくるシワリク層群の地層は古い方から下部(カムリアル,チンジ),中部(ナグリ,ドーク・パタン),上部(タトロット,ピンジョール,ボールダー・コングロメレート)に分けられる。
[シワリク動物群]
 シワリク層群から産出する陸生の化石脊椎動物群をこう呼ぶが,1846‐49年に,イギリス人のファルコナーH.FalconerとコートリーP.T.Cautleyが大著《Fauna Antiqua Sivalensis》で豊富な長鼻類,偶蹄類などの化石を紹介して世界的に知られるようになった。…

※「シワリク層群」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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