シームルグ(その他表記)Sīmurgh

改訂新版 世界大百科事典 「シームルグ」の意味・わかりやすい解説

シームルグ
Sīmurgh

イラン神話に登場する伝説上の怪鳥。古代ペルシア語サエーナ・ムルゴー,中世ペルシア語でセーンムルウと呼ばれた。犬の頭,獅子の脚,ワシの翼と体,クジャクの尾などより合成されている。ウォルカシャ湖中のサエーナ樹に住み,あらゆる植物の種子を地上にもたらし,また,子どもや英雄守護をするといわれた。ササン朝以後の美術で,吉祥象徴として王侯貴族の衣服王妃王冠などの装飾に用いられた。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 田辺

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む