デジタル大辞泉 「シーリング方式」の意味・読み・例文・類語 シーリング‐ほうしき〔‐ハウシキ〕【シーリング方式】 《ceiling system》開発途上国からの輸入品に対して、関税の軽減を行う特恵関税制度の供与の一方式。一定の輸入枠を超えない分の関税を、原則として無税にする。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シーリング方式」の意味・わかりやすい解説 シーリング方式シーリングほうしきceiling system 先進国が発展途上国からの輸入品について関税を減免する特恵関税供与方式の一つ。対象品目について一定の年間輸入枠 (シーリング) を設定し,この枠内で無税を原則とする特恵関税を適用し,満枠になった場合には,当該品目についてその年の特恵関税の適用を停止する方式でヨーロッパ共同体 ECが主唱した。日本では鉱工業品目に関してこの方式を採用している (→ロメ協定 ) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by