ジアシルグリセロール

栄養・生化学辞典 「ジアシルグリセロール」の解説

ジアシルグリセロール


 ジグリセリドともいい,DAGと略す.脂肪消化代謝中間体.また構造式(上)のものはホスファチジルイノシトールリン酸の形で細胞膜に存在し,ホスホリパーゼによって加水分解されて生成し,細胞内の信号伝達物質としてプロテインキナーゼC系を活性化するいわゆる二次メッセンジャーとしての役割がある.乳化剤としても使われる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android