ジアシルグリセロール

栄養・生化学辞典 「ジアシルグリセロール」の解説

ジアシルグリセロール


 ジグリセリドともいい,DAGと略す.脂肪消化代謝中間体.また構造式(上)のものはホスファチジルイノシトールリン酸の形で細胞膜に存在し,ホスホリパーゼによって加水分解されて生成し,細胞内の信号伝達物質としてプロテインキナーゼC系を活性化するいわゆる二次メッセンジャーとしての役割がある.乳化剤としても使われる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android