ジェイムス キャノン(英語表記)James (Jr.) Cannon

20世紀西洋人名事典 「ジェイムス キャノン」の解説

ジェイムス キャノン
James (Jr.) Cannon


1864.11.13 - 1944.9.6
米国禁酒運動の指導者。
メリランド州ソールズベリ生まれ。
南部メソジスト教会の監督で、社会改良運動の一環として禁酒運動に取り組む。南部における禁酒運動の中心人物で運動のための数種の雑誌を発行、アジアヨーロッパにも禁酒運動を訴える。1928年の大統領選で禁酒に反対立場をとる民主党アルフレッド・スミスを落選に追い込むが、’29年以降個人的問題をおこし影響力を失う。自伝「Bishop Cannon’s Own Story」(’55年、R.L.Watson編)がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android