デジタル大辞泉 「ジョホールバル」の意味・読み・例文・類語 ジョホール‐バル(Johor Bahru) マレーシア、マレー半島南端の都市。ジョホール州の州都。ジョホール水道で隔てられたシンガポールと陸橋で結ばれ、往来が盛ん。同国第2の規模をもつ。19世紀半ば、同地を支配したスルターンによって建設され、現在もアブバカールモスク、イスタナブサールなどの建物が残っている。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ジョホールバル」の意味・わかりやすい解説 ジョホール・バルじょほーるばるJohore Bahru マレーシア西部、マレー半島南端の都市。ジョホール州の州都。狭いジョホール水道を隔ててシンガポール島と対する。人口38万4613(2000)。19世紀後半、この地方を統治していたスルタンがここに新しい宮殿を建設してから発展した。スルタンの壮麗な宮殿、アブ・バカル寺院、イスタナ公園、動物園などがあり、観光地としても有名。シンガポール島とは1923年完成の堤道でつながれ陸続きとなった。市の背後には広いゴム園が広がる。[別技篤彦] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例