日本大百科全書(ニッポニカ) 「ジョホール水道」の意味・わかりやすい解説 ジョホール水道じょほーるすいどうStrait of Johore 東南アジア、マレー半島南端とシンガポール島との間の水道。長さ約57キロメートル、最小幅1100メートルの水道で、マレーシアとシンガポールとの国境をなす。マレーシア側のジョホール・バルとシンガポール側のウッドランズの間は堤道で結ばれ、自動車道路、鉄道、上下水道管が敷設されている。古くは東西航路の要路であったが、堤道完成後は大型船の航路は南方のシンガポール海峡に移った。[大矢雅彦] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例