現代外国人名録2016 「ジョージフォアマン」の解説
ジョージ フォアマン
George Edward Foreman
- 職業・肩書
- 元プロボクサー 元WBA・IBF統一世界ヘビー級チャンピオン メキシコ五輪ボクシングヘビー級金メダリスト
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1949年1月10日
- 出生地
- テキサス州ヒューストン
- 経歴
- 父親は鉄道労働者で7人兄弟の5番目に生まれる。不良少年だったがボクシングを始めて更生。1968年メキシコ五輪ヘビー級で金メダルを獲得。アマ戦績24戦20勝4敗。’69年プロ入り。’73年1月ジョー・フレージャー(米国)を2回TKOで倒し世界ヘビー級統一チャンピオンになる。2度防衛した後、’74年10月モハメド・アリ(米国)に8回KO負けを喫して王座を転落するまで、40連勝と無類の強さを誇った。’77年3月ジミー・ヤング(米国)に12回判定負けして引退。その後故郷のテキサス州で牧場経営の傍らキリスト教の伝道師となるが、「貧しい少年たちに夢を与えたい」と、’87年3月、10年ぶりにリングに復帰。’91年4月復帰後24連勝で統一王者イベンダー・ホリフィールド(米国)とのタイトルマッチに臨み、判定で惜敗。’93年6月WBOヘビー級王座決戦でトミー・モリソン(米国)に判定負け。’94年11月WBA・IBF世界ヘビー級王者マイケル・モーラー(米国)に挑戦して10回KO勝ちし、45歳9ケ月の史上最年長でチャンピオンに返り咲いた。’95年3月WBAの指名試合を拒否したため、WBA王座を剥奪される。同年4月IBF王座を初防衛。同年7月IBFの指名試合拒否のため、王座剥奪。’96年11月WBUヘビー級タイトルマッチでクロフォード・グリムスリー(米国)に判定勝ち。’97年11月シャノン・ブリッグス(米国)に判定負けして引退。プロ通算戦績81戦76勝(68KO)5敗で、ヘビー級随一のKO率を誇った。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報