ジーパン

精選版 日本国語大辞典 「ジーパン」の意味・読み・例文・類語

ジー‐パン

〘名〙 (ジーはjeans パンはpants の略) デニムでつくった細身でラフな感じズボンの俗称。ジーンズ
※野獣死すべし(1958)〈大藪春彦〉「夕食を終えると共に、ジーパンとジャンパーのいでたちで、屈する事なく再び仕事場にこもった」

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジーパン」の意味・わかりやすい解説

ジーパン

ジーンパンツ jean pantsの日本的略称Gパンとも書き,ジーンズともいう。ジーンと呼ばれる木綿厚地の細綾織物製のズボン。独特な紺や青色であるため,ブルージーン blue jeansとも呼ばれる。じょうぶで,機械生産によるため安価なところから労働着として用いられていたが,第2次世界大戦後,衣服の簡略化につれて,アメリカをはじめとして各国の若者間で流行し,1970年代以降は年齢や性別をこえて普及している。

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世界大百科事典(旧版)内のジーパンの言及

【ジーンズ】より

…ホワイトカラーに対して用いられるブルーカラーの語源ともいわれている。日本では1960年代以降ジーパンとしてファッション化し,老若男女を問わず爆発的に流行し,カジュアル・スタイルへの口火を切った。【池田 孝江】。…

※「ジーパン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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