スイゲンゼニタナゴ(その他表記)Rhodeus atremius suigensis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スイゲンゼニタナゴ」の意味・わかりやすい解説

スイゲンゼニタナゴ
Rhodeus atremius suigensis

コイ目コイ科の淡水魚。全長 5cmになる。タナゴ類では小型の種。体はやや長く側扁し,カゼトゲタナゴに類似する。側線は不完全。産卵期 (4~7月) になると,雄は体側背方は青緑色,腹部側面は淡紅色,腹部腹面は黒色となり,美しい婚姻色を呈する。口ひげはない。朝鮮半島と日本の中国地方の一部にのみ分布する。日本では絶滅が危惧されている種である。観賞魚

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む