スチュードベーカー(読み)すちゅーどべーかー(その他表記)John Mohler Studebaker

日本大百科全書(ニッポニカ) 「スチュードベーカー」の意味・わかりやすい解説

スチュードベーカー
すちゅーどべーかー
John Mohler Studebaker
(1833―1917)

アメリカの自動車製造業者。1858年、インディアナ州サウス・ベンドで、兄のクレメントClement Studebaker(1831―1901)とC&J・M・スチュードベーカー社をつくり、馬車を製造した。1899年になり車体製造で自動車界に進出、1902年には電気自動車、1904年にはガソリン自動車の製造を開始した。1908年にはE・M・F車の販売も行うようになったが、1911年にE・M・F社を合併、スチュードベーカー・コーポレーションとし、翌1912年に初のスチュードベーカー車を送り出した。死去するまで同社会長を務めた。スチュードベーカー社は、1963年アメリカでの生産を中止し、1966年に閉鎖となっている。

[高島鎮雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android