ステロイドパルス療法(読み)ステロイドパルスリョウホウ

家庭医学館 「ステロイドパルス療法」の解説

すてろいどぱるすりょうほう【ステロイド・パルス療法】

 副腎皮質(ふくじんひしつ)ホルモンステロイド)は、炎症を抑える作用免疫(めんえき)を抑制する作用をもっています。
 そのため、炎症や異常免疫反応によるニューロパチーの治療に用いられますが、ふつう、飲み薬として用いる量では、効果が出るまでに少し時間がかかります。
 そこで、ふつうの量の10倍以上を点滴一度に用いて、早期に十分な効果を得ようとするのがステロイド・パルス療法です。
 この治療法は、すでに感染症を合併している場合などでは、用いることができません。

出典 小学館家庭医学館について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む