スピッツベルゲン島
スピッツベルゲンとう
Spitsbergen
旧称西スピッツベルゲン島 Vestspitsbergen。北極海に浮ぶノルウェー領スバールバル諸島中の最大の島。西海岸はけわしく切立ち,東には高原状の山脈が続く。最高点はニュートントッペン (1717m) 。西部,北部の海岸にはフィヨルドが刻まれている。夏季には氷の解ける谷や平原もある。平均気温は2月と3月-15℃,7月6℃程度。夜が 10月から2月末まで続く。クジラ,セイウチ,ホッキョクグマ,トナカイ,ホッキョクギツネなどが生息する。中心都市ロングイェールビーンに空港がある。主産業は石炭採掘と毛皮猟。軍事上,気象観測上の要地で,かつては北極探検の基地,北極飛行の中継地であった。面積3万 9044km2。人口約 3000 (1980推計) 。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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スピッツベルゲン島
すぴっつべるげんとう
Spitsbergen
北極圏にあるノルウェー領スバールバル諸島の主島。旧称西スピッツベルゲン島。
[編集部]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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