日本大百科全書(ニッポニカ) 「スメリャコーフ」の意味・わかりやすい解説 スメリャコーフすめりゃこーふЯрослав Васильевич Смеляков/Yaroslav Vasil'evich Smelyakov(1912/1913―1972) ソ連の詩人。ウクライナの鉄道員の家に生まれる。幼時を農村で過ごし、モスクワの普通工養成所を卒業してから、作業員、鉱山労働者、印刷工として働きながら詩作に励み、詩集『労働と愛』(1932)でデビューする。革命的情熱と労働を叙情的表現でたたえて人気を得、第一次五か年計画時代のコムソモールや青年労働者の偉業を歌った長詩『きびしい愛』(1956)が代表作。[中本信幸] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例