デジタル大辞泉 「スルグート」の意味・読み・例文・類語 スルグート(Surgut/Сургут) ロシア連邦中部、チュメニ州、ハンティマンシ自治管区の都市。オビ川沿いに位置し、河港を有す。16世紀末に砦が築かれたことに起源する。1950年代から1960年代にかけて油田と天然ガスが発見され、急速に発展した。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「スルグート」の意味・わかりやすい解説 スルグートするぐーとСургут/Surgut ロシア連邦中部、チュメニ州、ハンティ・マンシ自治区の都市。オビ川中流右岸の河港都市。人口27万6100(1999)。石油採掘業の中心地で、火力発電所、家屋建設業、製材業がある。1593年建設の柵(さく)(砦(とりで))に起源し、1950~60年代にこの州に石油と天然ガスの巨大な埋蔵が発見されてから急速に発達した。1965年に市となり、75年に鉄道でチュメニと連絡された。[三上正利] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スルグート」の意味・わかりやすい解説 スルグートSurgut ロシア中部,西シベリア,ハントゥイマンシ自治管区の都市。ハントゥイマンシースクの東約 230km,オビ川中流部右岸に位置する。かつては水産物加工,製材が主産業であったが,1960年代オビ川沿岸のチュメン油田の開発により,採油中心地の一つとして知られるようになった。現在パイプラインがチュメン,オムスク,トムスクの各方面へ延びている。チュメンの北東にあたり,鉄道で連絡。人口 30万6703(2010)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報