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スルピキア スルピキア Sulpicia

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スルピキア
スルピキア
Sulpicia

前1世紀のローマの女流詩人。エレゲイア 6編が現存。ローマの上流社会に生れ,メッサラの文芸サークルに属していたケリントスとの恋を歌った。作品は『チブルス全集』のなかに含まれて,今日に伝わっている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

スルピキア
するぴきあ
Sulpicia

生没年不詳。紀元前1世紀後半のローマの女流詩人。メッサラの文学サロンに所属。短いエピグラム風の恋愛エレゲイア詩六編が『ティブルス全集』に収録されている。職業的詩人ではないため、かえって伝統に縛られず、恋の歓喜と苦悩を大胆な告白調で歌い上げている。ほかに、彼女の恋を主題とする作者不詳のエレゲイア詩五編も同じ全集に収められ、女性の細やかな心の動きが的確に描かれている。[中山恒夫]

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世界大百科事典内のスルピキアの言及

【ラテン文学】より

…特に顕著だったのはアウグストゥス帝の右腕ともいうべきマエケナスのサークルで,ウェルギリウス,ホラティウス,プロペルティウス,ウァリウスVarius,プロティウス・トゥッカPlotius Tuccaなど,ラテン文学を代表する詩人たちがマエケナスの援助を受けて,職業詩人として活躍し,時代精神の形成に貢献した。メッサラのサークルにはティブルスと,リュグダムスLygdamusやスルピキアSulpiciaが属した。みずから詩人および歴史家でもあったポリオPollioは,文人を集めて朗読会を催す習慣を作った。…

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