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スーパーフレア superflare

デジタル大辞泉の解説

スーパーフレア(superflare)

太陽型の恒星で見られる巨大なフレア。太陽で生じる最大級のフレアの100倍から1000倍の規模をもつものを指す。2012年、ケプラー宇宙望遠鏡により太陽型恒星で360例以上のスーパーフレアが見つかり、その統計的な解析が行われた。エネルギーが10倍になると、発生頻度は10分の1になること、自転周期が長いほど頻度が少ないこと、ホットジュピターが存在する恒星では発生がまれであることなどがわかった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

スーパーフレア
すーぱーふれあ
superflare

太陽のような恒星の表面で起こる爆発現象であるフレアの数百倍から数千倍の規模で起こる爆発現象。以前は太陽と同じ型の恒星では、このようなスーパーフレアは起こらないと考えられてきた。しかしケプラー宇宙望遠鏡の観測データの解析により、以下のことがわかってきた。スーパーフレアの発生頻度はフレアの爆発エネルギーが10倍になると10分の1になる。太陽の最大フレアの1000倍のスーパーフレアは5000年に1回起こる可能性がある。スーパーフレアの発生頻度は恒星の自転周期が長いほど低い。スーパーフレアの爆発エネルギーの上限は恒星の自転周期にはよらず、太陽のように自転周期が長い恒星でも太陽の最大フレアの1000倍のスーパーフレアが発生する例がある。スーパーフレアを起こす恒星は、その光度が0.1%から10%の範囲で変動しており、これは表面に非常に大きな黒点が発生することを示唆している。スーパーフレアを起こす恒星に必須(ひっす)であると思われたホットジュピターはまれであった。これらのことから、われわれの太陽でもスーパーフレアが起こりうると考えられる。[編集部]

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