スーパームーン(読み)すーぱーむーん(その他表記)supermoon

デジタル大辞泉 「スーパームーン」の意味・読み・例文・類語

スーパームーン(supermoon)

楕円軌道を描く月が、地球に最も接近する日に満月または新月になること。通常よりも大きく見える。
[補説]満月の場合、月が地球から最も遠い位置(遠地点)にあるときに比べて、直径で約14パーセント大きく、約30パーセント明るく見える。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「スーパームーン」の意味・わかりやすい解説

スーパームーン
すーぱーむーん
supermoon

地球にもっとも近づいた状況で満月あるいは新月になった月の姿、あるいはその現象。見かけの大きさが平均より大きく見える。天文学用語ではなく、占星術からの用語である。月は地球を焦点の一つとする楕円軌道を公転しており、地球から月までの距離は、約36万3000キロメートルから約40万5000キロメートルの間で変動する。月が地球にもっとも近づいたころに満月になると、満月の見かけの大きさがもっとも遠い位置にあるときに比べて約14%大きく見え、約30%明るくなる。なお、1年のうちで、月の見かけの大きさが比較的大きい時期の満月をスーパームーンとよぶこともある。

[編集部 2023年12月14日]

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