セイ・あかうま・あかい(漢字)

普及版 字通 の解説


17画

[字音] セイ
[字訓] あかうま・あかい

[説文解字]
[甲骨文]
[金文]

[字形] 形声
もとに作り、声符は(せい)。卜文にその字がある。赤黄色の馬、また牛をいう。〔説文新附〕十上に「馬の赤色なるものなり」とあり、犠牲に用いた。〔論語、雍也〕に「犂(り)牛(雑毛の耕牛)の子も、(あか)くして且つ角あらば、用ふること勿(なか)らんと欲すと雖も、山川(の神)其れ(こ)れを舍(す)てんや」とみえる。

[訓義]
1. あかうま、あかうし。
2. あかい、純赤色、赤黄色。

[古辞書の訓]
名義抄 アカシ

[語系]
siuengは同声。声の字に二字があり、は角の形容は赤剛土をいう。

[熟語]

[下接語]
・純・犢

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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