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セスジツユムシ

百科事典マイペディアの解説

セスジツユムシ

直翅(ちょくし)目キリギリス科の昆虫の1種。体長(翅端まで)35mm内外,後翅が長い。体色は緑色が普通で,背面には,だいだい褐色の縞(しま)が1本。成虫は8月ごろ現れ,雄はチチチチジージーと鳴く。
→関連項目ツユムシ

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

セスジツユムシ
せすじつゆむし / 背条露虫
[学]Ducetia japonica

昆虫綱直翅(ちょくし)目キリギリス科に属する中形の昆虫。体色に緑色と褐色の2型があるが、両型とも背部に1本の縦条(たてすじ)があり、雄の条は橙褐色(とうかっしょく)、雌の条は黄白色。後翅は前翅よりやや長い。雄の尾角は円筒状に伸び、端部はやや縦に幅を増し、かつ上方に軽く反り、その先端はとがる。雄の生殖下板は基部を除いて細く、上方に強く反り、その先端は深く切れ込んでいる。産卵管は鎌(かま)状。8月から11月まで草むらに普通にみられる。雄は夜間チチチチジーッチジーッチとあまり高くなく鳴く。本州(関東地方)以南、東南アジアに広く分布し、オーストラリアにもみられる。[山崎柄根]

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世界大百科事典内のセスジツユムシの言及

【ツユムシ(露虫)】より

…灯火に寄ってくることがあるので,夏の夜など開いている窓から灯火目がけてやってくる個体をしばしば見受ける。なお,日本のツユムシ類には,このほかアシグロツユムシP.nigroartennata,セスジツユムシDucetia japonica,ウンゼンツユムシD.unzenensis,エゾツユムシD.chinensis,ホソクビツユムシAnisotima japonicaなどが知られている。【山崎 柄根】。…

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