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セバスチャン・リベイロ・サルガド せばすちゃんりべいろさるがど Sebasti(a)o Ribeiro Salgado

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知恵蔵2015の解説

セバスチャン・リベイロ・サルガド

国際的な評価が高いドキュメンタリー写真家。フランスのパリを拠点に、飢餓や貧困、戦争などで過酷な状況に追い込まれた人々をテーマとし、現地に赴きモノクローム写真で長い時間をかけてじっくり撮っていく撮影スタイルをとっている。ブラジル露天掘りの金山で働く人々を撮った「セラ・ペラダ金鉱」(1986年)などが代表作。1986年から6年をかけて23カ国を訪れて撮ったシリーズ「WORKERS」は経済と技術が発展していく現代でも肉体を使って過酷な労働を続ける人々の姿を追い、世界が生産者と消費者に恒久的に分割されている矛盾を表現して、サルガドの名前を世界に知らしめた。
1944年2月22日、ブラジル、ミナス・ジェライス州(Minas Gerais)アイモレス生まれ。バンダービルド大学で農業経済学修士を取得したのち、ブラジル大蔵省に勤務。しかし軍事政権下を逃れて69年にパリに夫人とともに移住。パリ大学で農業経済学博士課程修了。ロンドンに本部を置く国際コーヒー機関に勤務したのち、73年にパリに移り、フリーの写真家となる。
 W・ユージン・スミス賞(アメリカ、1982年)など受賞歴多数。国内出版社の写真集に『人間の大地 労働―セバスティアン・サルガード写真集』(岩波書店、1994年)がある。

(神田憲行 ライター / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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