ソフィア王妃芸術センター(読み)ソフィアオウヒゲイジュツセンター

デジタル大辞泉 の解説

ソフィアおうひ‐げいじゅつセンター〔‐ワウヒ‐〕【ソフィア王妃芸術センター】

スペインマドリードにある国立美術館。18世紀に建てられた病院を改装し、1986年に開館した。ピカソの「ゲルニカ」をはじめ、ダリミロなどの近現代美術作品を多く収蔵する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界の観光地名がわかる事典 の解説

ソフィアおうひげいじゅつセンター【ソフィア王妃芸術センター】

スペインの首都マドリードにある国立の美術館。18世紀に、スペイン王カルロス3世(1716~1788年)がイタリア人建築家サバティーニ(Francisco Sabatini)に命じて建設した病院の建物を、美術館として改装したもので、常設展で人気が高い。パブロ・ピカソ、サルバドール・ダリ、ジョアン・ミロの作品をはじめとして、20世紀の近現代美術を中心に所蔵。特に、フランコ政権崩壊後スペインに里帰りしたピカソの代表作「ゲルニカ」は、しばらくプラド美術館別館に収められていたが、現在は、この美術館に展示されている。◇プラド美術館の近く、スペイン国鉄、および地下鉄のアトーチャ駅のすぐそばにある。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android