ソロン語(読み)ソロンご(英語表記)Solon language

精選版 日本国語大辞典 「ソロン語」の意味・読み・例文・類語

ソロン‐ご【ソロン語】

〘名〙 広義ツングース語一つ。中国内モンゴル自治区北東部や黒龍江省などに分布するソロン族固有の言語

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ソロン語」の意味・わかりやすい解説

ソロン語
ソロンご
Solon language

ロシアではエベンキ語と呼ばれる。ソロン (索倫) 族 (エベンキ族の中国における旧称) の言語。ツングース語の一つ。中国東北部 (旧満州) のチチハル (斉斉哈爾) ,嫩江愛輝ハイラル (海拉爾) 地方や新疆伊寧などに約3万人弱の話し手をもつ。固有の文字言語はもたず,満州語を代りに用いる。

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世界大百科事典(旧版)内のソロン語の言及

【ツングース諸語】より


[分類と分布]
 ツングース諸語には次のものがあり,これらはすべて同じツングース祖語に由来するとみられる。A群:(1)エベン語Even(またはラムート語Lamut),(2)エベンキ語Evenki(狭義のツングース語),(3)ソロン語Solon,(4)ネギダール語Negidal。B群:(5)ウデヘ語Udehe,(6)オロチ語Orochi。…

※「ソロン語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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