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ソー活 そーかつ

知恵蔵の解説

ソー活

Twitter (ツイッター)やFaceBook(フェースブック)といったソーシャルメディアを利用して、就職活動を行うこと。ソー活は、学生企業双方が、ソーシャルメディアに参加し、情報交換を図る新しいスタイルであり、2011年は「ソー活元年」と言われている。
学生が自分の経歴を企業向けに掲載し、企業が採用情報をFaceBookに掲載する。または、企業の人事担当者や社員がTwitterで社内の出来事やイベントなどを伝え、その企業に関心のある学生がコメントを入れる。このような双方向コミュニケーションによって、より現実的な情報を相互に入手することができる。ちなみに、ソーシャルメディアの「ソー」と、双方向の「そう」を取り「ソー活」と呼ぶとも言われる。
FaceBookでは、企業や著名人などが、ファンのために構築できる「ファンページ」なるものがあり、サイバーエージェント、ユニクロ、H.I.S.、ローソン、DELLといった有名企業もファンページを立ち上げている。また、企業の中には、フェースブック上で多くの友人を持つ学生に対して、書類選考や、一次面接を優先的に通過させるところもある。短時間の面接試験では、画一的で建前しか語らないことが多く、人物評価が難しいのに対して、ソー活では学生、企業双方ともに本音を語り合えるのが魅力だが、「ネット上でしか意見が言えないような学生はいらない」といった批判の声もある。

(横田一輝  ICTディレクター / 2011年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ソー活
そーかつ

ツイッターTwitterやフェイスブックFacebookなどのソーシャルメディアを利用した就職・採用活動。ソーシャルメディアの「ソー」、および学生と企業の双方向の情報交換という意味の「双(そう)」と、就活(就職活動)の「活」を組み合わせた造語である。スマートフォンの浸透とともにフェイスブックの利用者が急増した2011年(平成23)は、「ソー活元年」とよばれている。2014年度の新規卒業生採用に向け、就職情報をフェイスブックの専用ページに掲載している企業は2000社以上に上り、ソーシャルメディアを就職活動に利用している学生も全体の4割以上を占めると試算されている。
 一般的な利用方法としては、フェイスブックなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に、学生は経歴や自己PRを企業向けに、一方、企業は採用情報を掲載する。また、ツイッターを利用し、関心のある企業をフォローしている学生に向け、その会社の人事部や採用担当者が新卒採用に関連した情報やイベントの予告などを発信する。ツイートのフォロー、企業のソーシャルメディアにファン登録をしている学生は、コメントの投稿や質問などで、相互に必要な情報のやりとりができる。セミナーや面接などでの就職活動とは別に、企業側にとっては意識の高い学生の活動を知る機会になり、就職希望の学生にとっては、志望している学生同士が出会い、情報交換をするきっかけになっている場合も多い。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

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