ソ連演劇(読み)ソれんえんげき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ソ連演劇」の意味・わかりやすい解説

ソ連演劇
ソれんえんげき

ソ連誕生期の演劇界には,一方に K.スタニスラフスキーと V.ネミロビッチ=ダンチェンコに率いられたモスクワ芸術座があり,他方には V.メイエルホリドや A.タイーロフの実験的な試みがあった。 A.アフィノゲーノフや V.マヤコフスキーが新鮮な作風によって注目されたのもこの頃である。しかし 1930年代に入ると,社会主義リアリズムの旗幟のもとに,これらの実験劇は形式主義として否定された (→社会主義リアリズム演劇 ) 。スターリンの死後,政治的統制はゆるめられ,モスクワでは風刺劇場の V.プルーチェク,現代人劇場の O.エフレーモフ,タガンカ劇場の Y.リュビーモフらが固定化された演劇空間を広げ,また海外戯曲を紹介。劇作家としては A.アルブーゾフや V.ローゾフが教条的社会主義リアリズムを離れた柔軟さで人気を得た。 (→ロシア演劇 )  

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