タン・テン・はだぬく(漢字)

普及版 字通 の解説


18画

[字音] タンテン
[字訓] はだぬく

[字形] 形声
声符は亶(たん)。〔爾雅、釈訓〕に「裼(たんせき)は袒なり」とあり、袒と声義が同じ。肌を外にあらわすことをいう。また白布、展と通じ、赤のちりめんをいう。

[訓義]
1. はだぬぐ、かたぬぐ。
2. あらわす、覆いをとる。
3. 白布、無地
4. 展と通じ、赤いちりめんの衣、丹の衣。
5. 旃(せん)と通じ、旗の曲柄。

[古辞書の訓]
名義抄 カタヌグ 〔字鏡 ハダカ 〔字鏡集 アラハス・シヅカナリ・ハダカ・トホシ・ヌグ・アラハナリ・ホシイママ・カタヌグ

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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