タン(英語表記)tan

翻訳|tan

色名がわかる辞典の解説

タン【tan】

色名の一つ。JISの色彩規格では「くすんだ黄赤」としている。タンは皮をなめすという意味。一般に、なめした皮のような薄い茶色のこと。タンニンを含む樹皮をつぶしたものでなめす。牧畜業が発達しなかった日本にはない発想の色名。ただし、タンニンは「渋しぶ」のことでもあり、日本では染色の媒染に用いる。

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百科事典マイペディアの解説

タン

牛や豚などの舌のこと。牛のタンは重さが1〜2kgと大きく,脂肪分が多い。根元の部分は太く,霜降り状になっていて柔らかい。1時間ほどゆでてザラザラした皮をむくが,皮をむいたかたまりやスライスしたものが市販されている。かたまりのままじっくり煮込んでタンシチューにすると,柔らかくて濃厚な味わいのシチューになる。スライスしたものは,焼いたり炒めたりする。豚のタンも同様に皮をむいて調理する。味はより淡泊で,薄切りにしてバター焼きにしたり,かたまりのまま煮込んだりする。
→関連項目牛肉

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世界大百科事典 第2版の解説

タン【Le Temps】

フランスの日刊政治新聞。1829年パリで創刊され,翌30年からは大政治家ギゾーが協力者になった。ただし42年に休刊,61年復刊した。67年にエブラールAdrien Hébrard(1833‐1914)が主筆になり,高級な編集方針によって《両世界評論》誌(1828創刊)に匹敵する評価を得た。第三共和政初期にはティエール政府を支持し,彼の辞職(1873)後も王党派とは対抗しつづけた。1880年代のブーランジェ事件においても,自由と共和政擁護を主張した。

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大辞林 第三版の解説

タン【tan】

タンニンでなめした獣皮のような、鈍い黄赤色。

タン【tongue】

舌。特に、料理に用いる牛・豚の舌。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

タン
たん
tongue

動物の舌のこと。食用には牛の舌が一般的であるが、ブタや子ヒツジの舌も利用する。タンパク質が約15%、脂肪は牛の舌では22%、ブタでは16%と差がある。舌は皮が堅いので調理のためにはかならず皮を除く。煮物は3~4時間ゆっくりと加熱すると柔らかくなる。代表的な料理はタンシチューで、グラタン、焼肉などにも用いる。[河野友美・山口米子]

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精選版 日本国語大辞典の解説

タン

〘名〙 (tongue から) 料理に用いる、牛などの舌。〔アルス新語辞典(1930)〕

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世界大百科事典内のタンの言及

【バレエ】より

…他のバレエ団ではソリストsolisteと呼ばれることが多い。タンtempsクラシック・ダンスの技術の最小の単位。原則的には踊り手の体重が一つの足から他の足へ移動しないものをいう。…

【ル・モンド】より

…現代フランスの代表的な高級夕刊新聞。1944年12月18日(日付は19日)対ドイツ協力紙《ル・タンLe Temps》の後継紙として,社屋なども引き継いで創刊された。創刊の中心人物は,1934年から《ル・タン》のプラハ特派員をしていたブーブ・メリーHubert Beuve‐Méry(1902‐89)だった。…

※「タン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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