タールウェグ(その他表記)Talweg

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タールウェグ」の意味・わかりやすい解説

タールウェグ
Talweg

本来はドイツ語で「下流への道」という意味で,船舶の航行に使用される河川の下流方向への水路を意味する。航行可能な河川が国境となる場合に,国境を確定するために用いられる概念。すなわち水量が最も少ないときの下流方向への可航水路の中央線を国境とする。航路が2つ以上あるときは主要な航路の中央線が国境となる。タールウェグの原則は,両沿岸国に平等な航行の権利を保障するので,多くの条約で採用されてきた。反面,人工的あるいは自然的な水深,水流などの変化によって水路自体が変りうるので,国境線としては不安定であるという欠点を有する。

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