ダリーオ(その他表記)Rubén Darío

山川 世界史小辞典 改訂新版 「ダリーオ」の解説

ダリーオ
Rubén Darío

1867~1916

ニカラグア生まれの詩人。ラテンアメリカにおける近代主義(モデルニスモ)の詩の創始者。彼が21歳のときに出した詩と散文集『青』がその出発点になったといわれる。ブエノスアイレスヨーロッパに住んで,フランスの象徴主義者やパルナシアン詩作から学び,バレラ,ヴェルレーヌ,グールモンらとの交友を通じて,洗練された官能的で幻想的な詩的世界を,新鮮な言語表象によって創造した。『生と希望の歌』(1905年),『さすらいの歌』(07年),『ブエノスアイレスに捧げる歌その他の詩』(14年)などの作品がある。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む